ここは、南ドイツのカイザースラウテルンという村です。
日本代表は、日豪戦中に、オーストラリア軍によって完全に破壊されました。
その悲惨な記憶を忘れないために、今でも廃墟のまま残されているのです。
これは2005年6月の日曜日、
平和なジーコジャパンの夏の一日を写した、当時のホームムービーの映像です。
一年後の2006年6月12日、オーストラリア軍がこのジーコジャパンを襲い
無抵抗の選手のほぼ全員が殺されました。
後半39分から47分にいたるまでの9分間、
日本は地獄さながらの光景に覆いつくされました。
オーストラリア戦はピッチでの選手同士の戦いだけではなく
無抵抗の市民をも巻き込んだ凄絶な戦いでした。
映像の世紀、五回目の今日は
今大会最大の悲劇となった、ドイツワールドカップ、日本・オーストラリア戦をえがきます。

                            ――山根基世ナレーションより



あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れたプレー、荒々しい男らしい得点・・・。
GLは三試合――開幕すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した失態を演じることもない・・・。
私たちはこんなふうに、2006年のワールドカップを単純に思い描いていた。
 決勝トーナメントには進出できる。
選手たちは、笑いながらサポーターに叫んだ。
    「決勝トーナメントでまた!」
                         ――ツバイク/きのうの世界より





「映像は21世紀初頭のドイツです。

サッカーワールドカップがドイツで行われ
日本もそこに出場しました。

当時の日本ではマスコミの煽動もあって
日本が1次リーグを突破するのではないか、

と実力を裏腹に本気でそう信じていた国民が沢山いました。

映像でも夢中で応援する日本人の姿が観客席に見て取れます。

この時を最後に
日本のサッカーは世界の舞台から降りたのです。」




交代した敵のミッドフィルダーが悠然と歩いているのには仰天した。
選手の中には、ゴール前でなぜかシュートしようとしないフォワードもいる。
私たちは攻撃を開始した。あとはどんどん蹴りこむだけだった。
連中は1分単位で倒れていく。
狙う必要などない。彼らに向けて、脚を蹴り上げればそれで済んだ。
                         ――豪州選手の手記より



我々はこの焼けつくような暑さの中で、一歩一歩最終目的に近づいてはいるが、
全部隊は水分の補給困難な状況で苦しんでいる。
気温が高ければミッドフィルダーも動かない。
暑さのため、ディフェンダー陣が役に立たなくなった。
一個連隊につきおよそ5人ずつが既に熱中症によって弱っている。
高さのため、もはや直接フリーキックは発射不可能となり、
我が方の高原・柳沢のフォワード陣も、世界の守備陣形に対しては無力なことも分かった。
我が代表部隊の戦闘価値もこれで終わりだ。
                         ――代表番記者 グーデリアンの回想記より



新聞に載っていた、日本代表についての記事を見ました。
そこに書かれている無得点主義の人々の事を知り、喜んでいます。
そこで私の心に生まれた考えをあなたに聞いていただきたくなりました。
それは、「無得点」と呼ばれていることは、愛の法則に他ならないということです。
愛は人間の生活の最高にして唯一の法則であり、このことは誰でも心の奥底で感じていることです。
私達は柳沢の中にそれを一番明瞭に見出します。
愛の法則はひとたび「得点」という名のもとでの暴力が認められると無価値となり、
そこには権力という法則だけが存在します。
ですから私はこの世の果てと思われるドイツでの日本代表の試合こそ、
現在世界で行われているあらゆる試合の中の最も重要なものと信じます。
                         ――トルストイの手紙



海外組と国内組は共存できるか。
私はこの問題を、誰をも傷つけることなく公平に取り扱うことを約束する。
世界に散っている日本人プレイヤーが国家の代表になりたいと願うのは、至極当然である。
だがそれによって国内組が苦しめられたり、追いたてられたりすることがあってはならない。
鹿島の選手は何も恐れなくてもよい。私が海外組の代表入りを鹿島枠でコントロールしていくからだ。
ユダヤ教の聖書にもあるように、将来必ずや
鹿島はミルクと蜜が流れる永遠の地として発展するだろう。
                         ――ジーコの(秘密)演説録より



 電通国策映画 2002年製作

これはフランス大会の終結から4年後、日本で作られた国策映画です。
役者の演じるジーコがトルシエ退任後の代々木を訪れるという設定です。

 「我が父 ジーコ」(川淵キャプテン)
 「ジーコ万歳」(テレビ)
 「ジーコに栄光あれ」(新聞)
 「ジーコよ 永遠に」(ギャルサポ)

映像にはジーコを歓喜で迎える様々なサポーターの姿がありました。

 「祖国解放の英雄であるあなたに敬服のキスを贈ってよろしいでしょうか」
 (ジーコを讃える熱狂的な民衆達の様子が映し出される)

これが電通が掲げたサッカー後進国家日本のあるべき姿でした。



全ては無駄であった
あらゆる出費もあらゆる労苦も無駄だった
果てしなく続いた定位置争いも欧州組みとの融合も無駄だった
しかも代表メンバーが代表落ちの不安に襲われながらなお義務を果たしたあの時も無駄だった
その時使われた数十億の強化費用も無駄だった
祖国を信じてかつて代表を競い合った幾人もの代表候補達
こんな事の為に久保や松井は代表落ちしたのであろうか
こんな事の為に20歳の平山はオランダの地に埋もれたのだろうか
その後数日にして私は自己の運命を自覚するに至った
私は日本代表監督になろうと決意した
                         ――エメ・ジャケ/我が闘争 より



ジーコJAPANは今、世界有数の強国であり、
その軍事力は我が国よりもはるかに勝っている。
しかし、OGにあって日本にはないものがある。
長期戦に備えられるだけの体力と莫大な控え選手、
そして決定力である。
したがってこの戦争は三つの段階をたどる。

第一段階
日本は奥地まで攻め入ってくるが、中村のラッキー一発だけで終わるだろう。

第二段階
ジーコJAPANは小野を投入して対抗するが、
我が方のロングボール戦によって消耗するであろう。

そして第三段階
十分な力を蓄えた我が方は、後半ラスト9分で3点をあげ、
戦争は終わるであろう。

         ――持久戦論より ヒディンク



蹴り込み時のオージーの残酷さといったらない。
実に乱暴に扱う。
前線から高原を叩き出して封鎖し、
三都主、駒野らをサイドに散乱させたまま引き上げる。
森の動物狩りを彷彿させる。
世界はこれまでこのような状況を見たことがない。
逃げ惑う柳沢がつかまり、野犬さながらに馬車へ詰め込まれる。
宮本と中澤はペナルティエリアへ連れて行かれ、そこで処理される。
  ――ブラジル人 アルツール・アンツーネス・コインブラの回想より



■日系選手 / 高原                    
私がブンデスに来たのは、この国ではピッチに黄金が敷き詰められていると聞いたからでした。
しかしここについて三つのことを知りました。
まず第一にピッチには黄金など敷かれてはいないということ。
次にそもそもピッチには芝生しか生えていないこと。
そして最後に気づいたのは、このピッチに出る役目は私に課せられていないということでした。






■対トルコ敗戦という屈辱的な体験から日本代表が世界の勝利者となる道を突き進んだジーコ。
ジーコイズムの嵐が世界を巻き込んでいった時代を描く映像の世紀第4集「ジーコの野望」は6月17日土曜日夜7時30分からです。

第4集
ジーコの野望
人々は民族の復興を掲げたジーコ・ジャパンに未来を託した

■2006年6月12日から始まったワールドカップ・ドイツ大会は今世紀最大の悲劇でした。
ステルスFW、ウォーキング地蔵、そしてヘナギサイクロンなど、世界が目撃したこの世のものとも思えぬ光景の数々。
映像の世紀第5集「日本代表は地獄を見た」は7月15日夜7時30分からです。

第5集
日本代表は地獄を見た
ステルスFW、ウォーキング地蔵、、そしてヘナギサイクロン




私は、サイクロンを試合に使用することが禁止されているのを知っていました。
しかし、いっしょにシュート開発をしたジーコ監督は
「フランス代表でさえも、アンリサイクロンを持っているようだ。決定力不在なのは
わが国だけではない。サイクロンがあれば、他国よりも早く夏休みに入ることが出来る。」
と言いました。

何も活躍をしていないのにパスを出されるはずは無い、と信じていました。
だからボールが来た時は、まったく何の準備もしていなかったのです。
私たちがプレーするこの大会では、日本人は虫けら以下の存在でしたが、
それが今や、嘲笑の対象というわけです。
                         ――日本人FWアツシ・ヘナギサワ



柳沢のシュートの瞬間、辺りは真空状態の様に感じられた。
全てが死に絶えたように静まり返った。
そして猛烈にゴールから遠ざかるボール
僕はとっさに手で目を覆った。
だが怖い物見たさで指の間から柳沢を見た。
その後大音響と共にスタンドが激しく振動した。
耳を塞いでも轟音が響き、頭が破裂しそうだった。
上を見上げると群集の巨大な怒りが僕達のちょうど真上にあった。
日本代表を知るまで僕は健康的で無邪気な50代の中年男性だった。
しかしシュートの瞬間、僕は悪魔の存在を想い以前の自分では無くなってしまった。
この世はサッカーの上手い国と下手な国からできている。それらは薄い膜で隔てられている。
僕はその膜を突き破り、死の世界を覗いてしまったのだ。
僕は試合の後発狂し、強い放送権力の批判をしていた。
この試合からまもなくして、また僕の髪は抜け始めた。
                         ――ジーコの回想より





6月18日、午後。

敗戦直後のニュルンベルグです。

たった1回のシュートでチームの士気を抹殺する究極の兵器を
日本は手にするに至ったのです。






これは、日本とクロアチアの試合序盤、DF宮本がミスでチームを窮地に追い込んだ時の
映像です。その表情からは、大きな衝撃と後悔が読み取れます。
幸い、この失態は致命傷にはならなかったものの、これを機に宮本は求心力を失います。




叫び声と泣き声が上がっていました。
何人ものディフェンダーたちが敵のフォワードから引き離されていました。
私はフォワードにしっかりとしがみつきました。
ミッドフィルダーの一人が私を引き離そうとしましたが、出来ませんでした。
私は叫び、足で踏ん張りました。
とうとうミッドフィルダーが3人がかりで私をフォワードから引き離しました。
                ――宮本恒靖の手記より



日本人は自らが正しいと思う道、つまり、武士道を基にして戦っていました。
それは戦士の道。降伏はありませんでした。
全く望みの無い事態に直面しても、なお諦めようとしない選手達。
実際に彼らと戦ってみなければ、とても理解出来ないことです。
日本選手の柳沢をフリーにすれば、その男は必ずゴールを不発させて、
柳沢自身はもちろん死に、こっちは助かることになるのです。
私達にとっては全くありえないことでした。
                         ――クロアチア兵員の回想より



その日は雨が降っていて、うだるような蒸し暑さだった
蛇が見える・・・逆転されて傷ついた者の、長い長い蛇だった。くねくねと長いやつ 。
空港に向かって一列に進んでゆく。どれが先頭なのか見分けがつかない。
列の後ろの方に、サポーターに囲まれて動けなくなった日本のFW13番がいた。
13番は狼のような声で泣き叫ぶんだ

「ナカタ、待ってくれ。ミヤモト、見捨てないでくれっ!」

仲間は肩を竦めて歩いていく・・・ 。一度も振り返らずに。

               ――ブラジル人 アルツール・アンツーネス・コインブラの回想より



クロアチア戦は――
必ず勝利してブラジルに引き分け決勝リーグに進出するのです

ゴールの前に人がいます
ボールが来たのに何をしようとしているのでしょう

柳沢です

何のために夢も希望もないこのジーコジャパンに
FWが必要だったんでしょう
    ――プロパガンダ映画(クロアチアチーム)より



■ ある日本代表FW
だれもまだフォワード自身の心理をありのままに書いた者はいない。
君は新聞のスポーツッ面などに決定力不足とか意思の弱さとかあるいはまた違う足で蹴ってしまったとか
いろいろの股抜きクリアの動機を発見するであろう。
しかし僕の経験によればそれは動機の全部ではない。
のみならず大抵は動機に至る道程を示しているだけである。
少なくとも僕の場合はただぼんやりした不安である。
何か急にボールが来ることに対するただぼんやりした不安である。
                         ――右サイドバックへ送る手記より





ナカタ「試合中にピザ20枚平らげたって本当?」
ロナウド「ばかげた伝説のひとつさ 命を縮めるぜ」
ナカター「ごもっとも」
ロナウド「一試合に20枚は豚になる」
ナカタ「当然ですね」
ロナウド「君だってそんなうわさ信じてないだろ?」
ナカタ「ええ…でも本当はいくつ食べたの?」
ロナウド「19枚!」
                       ――ロナウドとナカタ





今朝、ベルリンの日本大使はブラジル政府に最後通牒を渡しました。
我々の国はブラジルと戦争をすることになります。
予選リーグ突破への最後の努力が水泡に帰し、痛恨の極みであります。

                         ――ジーコ監督のラジオ放送/対ブラジル宣戦布告



戦いはまさに悪夢だった。
腰まで泥水に浸かったピッチの中、我々は今すぐにでも
攻め込んできそうなセレソンを待ち受けていた。
彼らはいつも同じやり方だ。
まず、若い中盤が笑いながらドリブルで突っ込んでくる。
続いて、アーリークロスの嵐の中を狂気に満ちたフォワードがヘディングで襲い掛かる。
そして最後に、凶暴なディフェンダー達までもがロングシュートを乱射する。
セレソンの攻撃は絶え間なく続いた。
我々は死を待つことしか出来なかった。
                         ――日本代表の証言より



「日本対ブラジル戦はもはやサッカーではない。
日本ゴールはブラジル選手とボールがつぎつぎと立込め、一寸先も見えない。
炎に照らし出された巨大な炉のようだ。
それは焼けつくように熱く、殺伐として耐えられないので、
ジーコでさえ控え室へ飛び込み、必死で母国にたどり着こうとした。
選手はこの地獄から逃げ出す。
どんなに硬い意思でも、いつまでも我慢していられない。
川口だけが耐えるのだ。神よ、なぜ我等を見捨てたもうたのか。」
                         ――セル塩越後の手記より



ブラジルの印象はあまりにも異常で複雑だ。それはまるで黄泉の国であった。
全ては完璧な攻撃の中で進行する。中田の声、三都主の声、ジーコの叫びも聞こえない。
川口の微笑には音が無い。一人の選手が登場しゴール前を歩く。
キーパーは選手を追いかけ折檻する。でも何も聞こえない。
私は今のところ「最後の望み」とやらを、期待はしないが、その重要性は認識している。
きっと日本人の生活と精神と睡眠と帰国時の成田に影響を及ぼすであろうことを。
                         ――ゴーリキ (Maksim Gorkii) /手記より〜



近代サッカーを擁護する弁護士セルジオ(以下S)
ジーコサッカーを擁護する検事カワブチ(以下K)

S「あなたは、ドイツに行った代表は全滅したと信じていますか?」
K「川口は生き残ったでしょう。」
S「川口以外は?」
K「さあ」
S「どうなんです?」
K「証拠はない。そうだろう?」
S「あなたはどう思うかと聞いてるんです。」
K「全滅した。とは信じられない。」
S「それではこれはどうです?
  加地はヘナギにパスを出したが彼はサイクロンでクリアした、監督の怒りを買って以来ベンチで
  這い回らなければならなくなったとされているが、それ以前のヘナギは
  どのようにして前へ進んでいたか、その点についてはご存知ですか?」
K「いいえ。」
S「サイクロンになる前は、ちゃんとシュートしていたとでも?」
K「自分でこのサカダイバックナンバーを読みたまえ。そうすれば分かるはずだ。」
S「結構ですとも。いまここで読んで差し上げましょう」
K「裁判官!早い話セルジオ氏はただジーコを冒涜したいだけなのです。
  この人はジーコを信じておらず、テレビ朝日の法廷という場を借りて」
S「異議あり!」
K「ジーコを汚そうとしているのです。」




日本代表蹴球から、きらめきと機能的的な美がついに奪い盗られてしまった。
キングカズや中山ゴンやラモスが、仲間たちと情熱を分かち合いながら、
ボールを追いかけピッチを駆け巡り、日本サッカー界の運命を決する。
そんなことはもうなくなった。
これからの代表は、無気力で怠惰で、物憂い薄笑いを浮かべたサポーターたちに囲まれて歩く。
一方、23人の選手たちが、意味不明な采配と無能によって殺され息の根を止められる。
これから先に起こる国際Aマッチは、Jリーグや日本サッカー界全体を殺す事になるだろう。
やがて、それらの結果は大規模で、限界のない、一度発生されたら押し止めるのが不可能となるような
崩壊の序曲を奏でだすことになる。
日本サッカーは、Jリーグ発足以来初めて自分たちを滅ぼすことが出来る結果を導き出してしまった。
これこそが、川淵・ジーコ体制の4年間が最後に到達した運命である。
                           ――チャーチル /日本サッカーの危機 より〜






これが日本代表だ。
シュートの80%は枠の外だ。
サポーターはゴールシーンに飢えている。
  日本代表にあるのは馴れ合いと責任回避のパスばかりである。



一方、こちらはブラジル。
ここには馴れ合いも交代後6分の負傷退場も無い。
そのかわり、スコアボードにはロナウドによる得点があふれている。
これが、本当に自由な発想によるフットボールの成果である。
                           ――映画「二つ代表チーム」より




街の到る所、炎上している日本代表が煌々と通りを照らしていました。
目の前には中田英寿、中村俊輔、小野伸二の塊が瓦礫の山と化し
その下から生き埋めになっているサポーターの悲痛な喘ぎ声が聞こえてきました。
何もかも燃え尽きていく・・・

ブラジル製の監督、高価な広告宣伝費、愛用したTシャツ、大事な思い出の試合、
そして、希望も・・・。 何もかも・・・
                         ――ワルシャワ市民の手記より




何ということだ。
群集は柳沢に虐待を加えている。
見境の無くなった群集が怒りをやみくもに行使するのを
兵士達も阻止出来ない。

ニュルンベルクは沸々と沸き立ち、発酵しつつ、爆薬を用意している。
些末な憎悪や陰謀、個々の無数の苦悩が蔓延している。
                         ――詩人ジャン・コクトー 占領下日記より




2ちゃんねらーは悪魔でした。彼らは私を洗脳しました。
「お前は全く無意味な存在だ。
そしてお前が無意味な存在なら、死ななければならない。
お前は何の役にも立たない。」
                         ――柳沢敦の日記より




これは我慢の限界を超えている、群集からあらゆる物体が降り注ぐ
気がつくと後ろの柳沢が卵まみれになっていた、ああ彼らはいまだに戦いを終えていない
群集の容赦ない怒号、高原がシャツを引きちぎられる様を私はただ呆然と見ていた
                         ――ある空港関係者の回想






・・・柳沢、高原選手は家に帰ることはできませんでした。
成田空港で待ち受けた「特別自爆隊」と称するサポータたちに
虐殺され、東ウィング2番ハンガーにロープで吊されること
になったのです。これが彼らの虐殺された姿です。





ここは 静岡でもいちばん荒廃した地域で
狭くて曲がりくねった通りは 手押し車を押す元代表の波で溢れかえり、
人々は 一軒一軒廻って 同じ質問を繰り返すのだった・・
「雇ってくれるクラブは ありませんか」と。
                         ――ある協会関係者の回想




今日の午前中から、FIFAはアジア地区への出場枠の供給を差し止めた。
私達はスポンサーも無く、サポーターも無く、toto用の資金も無く、
親善試合のための選手を育てることも出来ず、家に座り込んでいる。
4年後までにぜひとも外国人監督を調達しなければならない。
でも、どうやって買えばいいのか。
                         ――ベルリン市民の日記より








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